暮らしを彩る北欧の名作椅子と日用品展

旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーにて、「暮らしを彩る北欧の名作椅子と日用品展ー織田コレクションから」を開催しております。織田コレクションの中から、北欧の名作椅子、木製品、陶器、iittala bird、カトラリーなどを展示しております。ぜひ、お誘い合わせの上ご来場をお待ちしております。

 

暮らしを彩る北欧の名作椅子と日用品展ー織田コレクションから

会期:2019年1月17日(木)〜3月24日(日)
10:30〜18:30(入館は18:15まで)
月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日)

会場:中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー[MAP
旭川市宮下通8丁目3番1号/JR旭川駅東口(Tel:0166-46-6277)

●入場無料

 

詳しくは、フライヤーをご覧ください。
フライヤーダウンロード[PDF]

 

織田憲嗣氏によるコメント

北欧諸国と日本の外交関係は1867年のデンマークに始まり、最も遅かったフィンランドとは1919年(1917年独立)以来、ほぼ100年以上の交流の歴史があります。

華美を嫌い、簡素・質素を重んじてきた北欧諸国の価値観は日本人にも共通するものでしょう。素材の持ち味を生かした工芸品や、無駄な装飾を排したデザイン作品は日本でも高い評価を受けています。

しかしながら、昨今の日本の暮らしを概観したとき、衣・食・住の全ての分野において超低価格のファスト製品ばかり目立ちます。それらの価格の裏に潜む様々な問題点に想いを馳せることなく安易に購入することに疑問を抱きます。

今回展示する北欧の名品たちはファスト製品の対極にあるものです。半世紀以上もの時を経たにもかかわらず、古さを感じさせない名品の数々からデザイナーや職人たちの思いを汲み取っていただければ幸いです。