旭川家具の主要産地の一つである東川町が中心となり、2021年、建築家の隈研吾氏と共に4月14日を「良い椅子の日」として制定いたしました。本展示は、その取り組みに連動し、「織田コレクション」の中から世界の名作椅子をテーマ毎にキュレーション、展示するものです。
2024年4月14日〜8月19日(6月17日〜6月25日は展示を一時休止させていただきます)は、織田コレクションが有する世界の名作椅子の中から、屋外での使用を想定してデザインされた「アウトドアチェア」を取り上げてご紹介します。屋外で気持ちよく過ごすために椅子を持ち出すことが一般化したのは、18世紀後半頃のことだと言われています。産業革命を皮切りに工業化の進んだ社会において、人々の暮らし方や働き方が大きく変化し、アウトドア文化が発展しました。現代においてもここ数年、アウトドアブームが続き、多くの人が自然の中でのリフレッシュを求めています。アウトドアチェアには、必要な時に屋外に持ち出して使用するものと、常に屋外に設置されているものとがあります。前者には持ち運びするための軽量さや折り畳み機能が備わっており、後者には雨風や紫外線、ホコリや汚れ、腐食などの環境の変化における耐久性が必要とされます。
会期
2024年4月14日(日)〜8月19日(月)
*6月17日〜25日は展示を一時休止します
会場
旭川デザインセンター
・住所:北海道旭川市永山2条10丁目1-35
・営業時間:10:00〜17:00
・定休日:火曜日(祝日除く)、年末、年始、お盆
主催
写真文化首都 北海道「写真の町」東川町
協力
織田コレクション協力会、旭川家具工業協同組合