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インドのガラス器
マウスブローと手作業から生まれた「均質でないものの魅力」。織田邸ではモダンなものと組み合わせて飾られている。(撮影:織田 憲嗣)
こちらは、北海道へ来てからよく立ち寄っていた旭川の「梅鳳堂」で購入しました。プリミティブなものとの偶然の出会いは楽しいものです。インド製で、何に使うものか──まぁ、液体を入れていたのでしょうね。不純物だらけで形も整っておらず、安定感もそれほどなく…。どうして買ったのと言われても(笑)わかってもらうのは難しいかもしれません。
ガラスづくりは、古代メソポタミア地域が起源とされています。浜辺で火を燃やしたときに、砂の中にある雲母などのガラスの素となる物質が偶然ガラスになったことが始まりです。その後吹きガラスの技法が古代シリアで発明され、ガラスの容器は各地に広がり、古代ローマ時代には器の形も整って模様が入れられるようになりました。現代では、それらが海に沈んだり土に埋まったりした状態で発見されています。以前東京の業者から、古代のものと思われるガラス器を買いませんか、と連絡が来たことがありました。日本の正倉院の宝物の中にもある、表面が銀化した「ローマンガラス」です。欲しかったけれど、あまりに高価で諦めました。値段は…車1台分くらい…かな。
(2025/12/19・談)
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