


ABOUT ODA COLLECTION
織田コレクションとは
椅子研究家の織田憲嗣氏が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料です。その稀少性と研究実績が世界的にも高く評価され、各国から展覧会への協力要請が相次いでいます。
織田コレクション概要
織田コレクションのあゆみ
1972
– 織田憲嗣氏が1脚目の名作椅子、ル・コルビュジエのLC4を購入
1980
– 私設椅子研究室「CHAIRS」を妹尾衣子氏、林義夫氏と共に設立
1989
– 「デンマーク180脚の椅子展」(名古屋)
1990
– 「第1回国際家具デザインフェア旭川1990」に関連する展示を織田氏の協力により開催
– 「フィン・ユール追悼展」(大阪、京都、名古屋、東京、旭川)
1991
– 有志により「織田コレクション協力会」発足
1994
– コレクションとともに織田氏が北海道旭川市へ移住
1995
– 「巨匠ハンス・J・ウェグナー展」(東京)
1997
– 「デンマークの椅子」出版記念「デンマークの椅子200脚展」(大阪)
– デンマーク家具賞受賞
2000
– 「20世紀の名作椅子200人の200脚展」(神戸)
2002
– 北海道東神楽町に織田氏が自ら平面図を描いた自邸が完成
2007
– 「ノルディックモダニズム・デザイン&クラフト展」(長崎、宇都宮、京都、東京)
2010
– 「木のプロダクト展」「スツールづくし展」(旭川)
– 「北欧・フィンランドの生活デザインと文化展」(長野)
2011
– 「北欧の美しい暮らし・ライフ&デザイン展」(旭川)
2012
– 「フィン・ユール展」(ソウル)
– デンマーク フィン・ユール協会名誉理事の称号授与
2014
– 「国際家具デザインフェア旭川2014」にて「生誕100年 ハンス・J・ウェグナー展」
2015
– 第1回ハンス・J・ウェグナー賞受賞
2017
– 東川町によるコレクションの公有化が決定、調印式
– デザインミュージアム設立準備室開設予定