名作と言われる由縁には、機能的であることや構造的に丈夫であること、生産性やデザイン性など様々な要素が優れていることが挙げられます。中でもデザインは第一印象を決める重要なポイントになります。世界の名作が集積する織田コレクションの中には、様々なものからインスピレーションを得たと思われるデザインがあります。インスピレーションは、人々の生活や自然界、文学や音楽、哲学や化学といった分野から得ることができます。デザイナーはそれらから得たヒントや問題点を、感性や経験値、独自の表現力によって様々なデザインへと変換しました。
今回は、デザインのヒントとなったものが作品名やカタチに表現されている世界の名作を紹介します。デザイナーの感性によってデフォルメされたカタチからヒントとなったものを見つけ出し、デザインの面白さを体感していただければ幸いです。
会期
2024年12月19日(木)〜2025年3月2日(日)
会場
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー
旭川市宮下通8丁目3番1号(JR旭川駅東口)
開館時間
10:30~18:30(入館は18:15まで)
休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月30日~1月4日)
観覧料
無料
主催
旭川市教育委員会
主管
旭川家具工業協同組合
協力
織田憲嗣、織田コレクション協力会、東川町